Soryu-C
過酷な環境下における探索、
Soryu-C
Soryu-Cは、パワフルな無限軌道式推進装置を搭載。泥や水、砂の中、瓦礫の上を走破でき、最大100mまで走行可能です。Soryu-Cは、狭く起伏のある環境での遠隔作業用にデザインされた細身のヘビ型ロボットです。直径100mmの細い開口部から進入して、最大300mmの高さの段差を越えて移動できます。機体は防塵防水構造となっており、泥、水、砂の中、瓦礫にも対応します。機体の前方と後方に2台のカメラを搭載し、遠隔操作による点検作業を可能にしています。
詳しい情報
本体
寸法 | 1720mm x 94.5mm x 79.5mm |
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質量 | 10.5kg |
率引力 | 49N |
速度 | 100mm/s |
保護レベル | IP 67 (防塵、1mまで防水(30分間)) |
テザーの長さ | 150m |
リールユニット
寸法 | 570mm x 430mm x 490mm |
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質量 | 25.9kg |
最大巻き取り力 | 470N |
制御 | テザー送り出しと巻き取りの遠隔操作 |
保護レベル | IP 54 (粉塵の侵入の制限、防滴) |
消費電力 | AC 100V/240V |

THESBOT-Dual
連続ベンドの配管検査、THESBOT-Dual
THESBOT-Dual は配管点検用の管内移動ロボットです。
独自の移動機構により、垂直管や溶接ビードへの対応に加え、従来の配管移動ロボットでは対応が困難であった曲がり方向の異なる連続ベンドを通過することができます。センサユニットは、目視点検用カメラに加え、RF センサやUTセンサなどの様々な機能デバイスを追加可能です。各種センサユニット搭載には、経験豊かなノウハウに基づいた、適合性検討・アドバイスもいたします。
GEEP
GEEP - 最先端技術を20mmに
ハイボットは、ターボ発電業界で世界有数のシェアを誇るGeneral Electric Technology GmbH社の協力の下、GEEP (GEnerator Exploration Platform) を開発しました。GEEPは発電機内部のローターを取り外すことなく点検が可能です。また、GEEPにはハイボットが培ってきた、狭くて過酷な環境下での可動性、筐体のコンパクト化、独自開発の電子機器といった最新技術が詰め込まれています。さらに、ハイボットはインフラ設備の点検・保守を目的としたデータ処理・管理・統合を可能とするデジタルプラットフォームであるHiBoxを提供しており、GEEPとHiBoxは高い親和性を実現しています。
GEEPは22.86mm (0.9インチ)という非常に小さな隙間からも侵入でき、最大150mm (6インチ)の広い空間にも適応可能なため、現在電力業界で使用されている多くの発電機に対応できます。また、GEEPは高解像カメラを搭載しており、詳細な視覚検査を可能にします。さらに、自立走行機能を備えており、GEEPが自動運転している間、作業員が別の業務に従事することができます。GEEPは発電機内部の楔やステーターの品質検査に対応できるよう、タッピングセンサーやElCidといったセンサーを備え付けることも可能です。他の点検ロボットと比較した際のGEEPの特徴として、発電機のローターとステーターの表面を2Dまたは3Dの連続的マップを生成することが可能です。高解像カメラやローカリゼーションシステムを用いて、発電機内部にある欠損箇所の正確な位置を特定し、一目でインフラ設備の全体像を可視化します。