hibotで働くということ
Interview with 北野 智士(執行役員)

インフラ整備をより安全にすることで、実際に現場で働いている人たちの命を救うことができます。それが、私たちの日々の挑戦です。

ハイボットが他のロボット企業およびエンジニアリング企業と一線を画している点を教えてください。

そうですね。一般的なロボット企業と比較して、ハイボットの最大の強みは、ハードウェアとソフトウェアの両方について、ゼロからロボットシステムを設計および開発できるところです。もちろん、これには機械系エンジニアリングと電子系エンジニアリングを含みます。 他の企業は、通常このプロセスのいくつかの側面に焦点を当て、1つのことに特化しているところが多いのですが、 ハイボットは、すべての単一コンポーネントに至るまで、スペクトルの領域でR&Dを実行できます。 これがモーターや電子部品、カスタムメカニズム、ソフトウェア統合のいずれであっても、ハイボットはそれを処理し、なんとしてでも連携して動作するように最適化できます。「不可能」を「可能」にする精神力と技術力。それがハイボットの強みだと思います。 余談ですが、過去にモーターのドライバー全体を再設計してカスタマイズしたことがあります。その結果、パフォーマンスを最高レベルに上げることに成功し、多くの企業がそれを購入したいと名乗りを上げました。 その当時、これほどコンパクトかつパフォーマンスに優れた製品は市場に存在しなかったのではないでしょうか。

ハイボットの雰囲気を教えてください。ここで働くのはどんな感じですか?

決して平凡な仕事ではありません。 私たちは常に技術的な問題とクライアントが抱える問題の両方において、新しいソリューションを見つけることに努めています。 なのでクリエイティブであることは極めて重要です。 それこそまさにビジネスの本質と言えるのではないでしょうか。 私にとっては、本当にエキサイティングな職場だと思います。挑戦を楽しみと捉える、そういったマインドセットを持っていないと少し圧倒されてしまうかもしれませんね。全体的に言えることは、間違いなくやりがいがあります! 私たちはスタートアップであるからこそ、日々全力で働いています。それであって、ハイボットのワークライフバランスは素晴らしいと思います。自分の働き方を自ら選択することができ、それらの課題に積極的に取り組むことができるからです。

実際に東京で働き、生活することはどうですか?

スタートアップカルチャーが爆発している今、東京は本当に面白いです。 特にハイボットのオフィス周辺は。 多くのスタートアップと出会うことができ、彼らとの会話が新しいアイデアとコラボレーションの引き金になります。 本当に面白いです。

東京は便利で素晴らしいと思います。 多くの電子再販業者や製造業者の本拠地である秋葉原付近では、あらゆる種類のコンポーネントを購入できます。 有名なスポットです。

過去数十年の間に、東京は急速に発展しました。常に先を走ってきた印象を受けます。 そのため、世界のどの地域において、まだ予想がつかないような問題、発生したことのない問題を考えるきっかけになりました。 実際、ハイボットでは、インフラの老朽化の問題の解決に取り組んでいます。 日本は、解決すべき新たな課題を私たちに投げかけてくれます。そのおかげて、ハイボットは、他とは一歩先を見据えた問題の解決に進めるのです。

さらに、日本は伝統とハイテク文化が共存する本当にユニークな環境でもあります。 両方同時に体験でき、あらゆるテイストのコンテンツが満載です。創造力を磨くのに最適な場所なのではないでしょうか。また、東京はロボット工学と新技術に取り組む企業のハブであり、世界レベルの関心と才能を引きつける多くの見本市や博覧会の開催地でもあります。

ハイボットで直面した最大の実用的な課題は何ですか?

私たちのロボットは、非常に困難な状況下で動作します。工場のように整備された環境ではありません。 なのでときどきですが、その場でマシンをチューニングしなければならない状況に陥るときもあります。 開発段階のマシンであれば、なおさらその頻度は多くなります。通常エンジニアは、予測可能な範囲で作業することがほとんどでしょう。ですが、私たちの場合、直接現場に出向き、苛酷な環境下でロボットを並べてエンジニアリングタスクを実行する必要があります。

ハイボットでのキャリアについて詳しく教えてください。 どのようにして始まり、進化しましたか?

学生のアルバイトとして始まりました。ここで働くのは本当に楽しかったことを今でも覚えています。まったく新しいロボットを設計する機会を与えてもらった時は、私にとって確かに大きなチャンスとなりました。また、当時ハイボットではたくさんのプロジェクトを抱えていたので、プロジェクトオーナーとして1つのプロジェクトを担ったことは、とてもいい経験になりました。私の現在の役職は、インパイプソリューションの執行役員です。 私の日々の責任は、管理職から実際の作業まで多岐に渡ります。プロジェクトすべての側面に参加できるので、とても充実しています。

ハイボットが目指すところは何ですか?

私たちが目指すのは、危険な作業を伴う労働者派遣問題の最終的な解決です。インフラ整備をより安全にすることで、実際に現場で働いている人たちの命を救うことができます。それが、私たちの日々の挑戦です。

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