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東京都「SusHi Tech Global 成長加速プログラム(第2期)」に採択― ボイラー点検ロボット「SQUID」を欧州・米国へ同時展開 ―

東京都「SusHi Tech Global 成長加速プログラム(第2期)」に採択― ボイラー点検ロボット「SQUID」を欧州・米国へ同時展開 ―

東京・日本|2026年10月26日

インフラ点検ロボットを開発する株式会社ハイボット(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:ミケレ・グアラニエリ)は、東京都が実施する「SusHi Tech Global 成長加速プログラム(第2期)」に採択されました。本プログラムの支援を受け、ボイラー・加熱コイル点検ロボット「SQUID」を欧州と米国に配備し、現地でのRaaS(Robot as a Service)運用体制を構築。両地域で商用サービスを本格的に始めます。

ボイラー点検の構造的な課題
発電所や清掃工場、石油・ガス・化学プラントのボイラーは高温・高圧で稼働しており、破裂すると重大事故につながる重要資産です。しかし従来の検査では、足場の設置や作業員の密閉空間への立入が必要で、長期の操業停止と高いコストを伴います。さらに手作業の超音波(UT)検査では、管全体の約10%しかデータを取得できないという限界がありました。

SQUIDの特長
SQUIDでは、遠隔操作のヘビ型ロボットがヘッダーやドラムの内部を移動し、水浸UTセンサーを各管に挿入して内側から肉厚を測定します。

  • 検査カバレッジ:管の約10% → 92%以上(360°)
  • 総停止期間:3〜5週間 → 10〜14日(約80%短縮)
  • 密閉空間への作業員立入:ゼロ

取得したデータはデジタルプラットフォーム「HiBox」に統合され、2Dカラーマップで可視化するほか、AIによる予知保全に活用できます。基本特許は日本で登録済みで、EU・米国・中国にも出願しています。2023年から国内で稼働しています。

本プログラムでの取組(2026年10月〜2028年3月)
・海外向けSQUID を設計・製作
・欧州(ドイツ・アーヘン)、米国(ヒューストン)に配備
・現地パートナーとの連携、オペレーター育成、スペアパーツとマニュアルの整備により、RaaS運用体制を構築

代表者コメント
「東京都のプログラムに選出されたことは、グローバルに成長する大きな可能性を持つスタートアップの一社として評価されたものと受け止めており、私たちにとって大変光栄であり、非常に意義深いことと考えています。
ハイボットは東京で誕生しました。そして今、SQUIDを欧州および米国へ展開し、日本発のテクノロジーが世界の重要インフラ点検のあり方を変革し得ることを示してまいります。海外で得た知見はすべて東京に還元し、都内の発電所や清掃工場(廃棄物発電施設)のさらなる安全性向上に活かしてまいります。ハイボットのチームメンバー全員を心から誇りに思うとともに、これまで一歩一歩支えてくださった投資家およびパートナーの皆様に深く感謝申し上げます。この評価は皆様全員のものであり、私たちの挑戦はまだ始まったばかりです。」
― 代表取締役CEO・共同創業者 ミケレ・グアラニエリ

東京への還元
設計・知財・データ解析の機能を東京本社に集約し、高付加価値な雇用を創出します。海外で磨いた検査技術は、都内の清掃工場や発電所などのインフラの安全にも生かします。

「SusHi Tech Global 成長加速プログラム」について
東京都が「SusHi Tech Global Startups」の中から、グローバル展開による急速なスケールアップが期待できるスタートアップを選抜するプログラムです。1件あたり上限2億円の資金サポートと、オーダーメイド型の伴走支援を提供します。第2期では10件が採択されました。

出典元:”SusHi Tech Global”成長加速プログラム(第2期)グローバルなスケールアップに繋がる取組を実施するスタートアップを決定!
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/10/2026102611

hibot Corp., PR team